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Rainbow Mars Larry Niven (ラリー・ニーヴン) |
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 | 書籍概要 (Book Description) |
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地球上の大半の生物が死滅し、大気組成そのものまでも変わり果てた1000年後の地球。
世襲制の事務総長を喜ばせるため、伸張籠を駆使し、過去から生物を連れ帰ることがハンヴィル・スベッツの仕事だった。
しかし、事務総長が代替わりしたからさぁ大変。新事務総長の興味は過去の生物ではなく、地球外生命だった!
組織の存続をかけ、年代探査局と宇宙局が手を組み過去の火星へ探査機を送り込む。
そこは、軌道エレベーターと思われる物体がそびえ立ち、明らかに人工の機器を駆る複数の知的生命体がいる世界だった。
過去の火星への探査隊が結成され、異星人とのコンタクト、謎の軌道エレベーターを巡る探査が始まるが。。。
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 | 書評 (Book Review) |
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ファンタジーに登場する架空の生物と数々のSFに登場する火星人を登場させるため、ニーブンが冗談で作り上げた物語です。
古典SFに登場する、やたらと熱光線をぶっ放すタコ型火星人も元気に活躍しますが、冗談で書き上げた作品故に、科学的根拠もタイム・パラドックスもどこ吹く風です。
火星人を扱う本編の他、火星編に少しだけ登場する生物たちが捕獲されたときのエピソードを描く短編が納められています。
スベッツが愛犬ローナについて語ったことが冗談ではなかったことや、ユニコーンや白鯨をどうやって連れ帰ったかが主人公の受難とともにコミカルに描かれます。
それにしても、二酸化炭素や窒素酸化物の濃度が高く、晴れた空が緑色の地球なんて見たくないですね。。。
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独断と偏見に基づくお勧め度 ☆☆☆☆☆
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