書評 (Book Reviews)
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Saturn's Race
Larry Niven (ラリー・ニーヴン), Steven Barnes (スティーヴン・バーンズ)
◎書籍概要 (Book Description)
 名だたる有名大学の卒業生たちは、海上都市ザナドゥーへ招待されていた。 そのうちの1人、レノア・マイルスは、不思議な魅力を持つチャズ・加藤と出会う。 レノアは、ザナドゥーと契約するつもりがなかったけれど、チャズの登場によって心が揺らぐ。 しかし、チャズの手配によってザナドゥーを探索するうちに、恐ろしい計画が進んでいたことに気づく。
 慌ててザナドゥーを飛び出したレノアは、彼女を追いかける謎の超知性サタンに捕獲され、誰にも知られることなく死へ向かっていた。 それに気づいたチャズは、サタンの妨害をかろうじて退けてレノアを逃がす。 しかし、外の世界では、すでに破局へ向かって物事が動き始めていた。。。
◎書評 (Book Review)
 ラリー・ニーヴンとスティーヴン・バーンズの共著となっていますが、ニーヴンの文体ではないので、バーンズが大半を書き上げていると思われます。
 「日本人といえば、忍者と侍しか思いつかないのか!」など、ありがちな設定へのつっこみは差し控えるとしても。。。登場人物の設定に納得できません。 まず、レノアの元彼があまりにもアホすぎ。異性を見る目がない人は多いけれど、こんな輩になびく女ってどうよ!?と思ってしまいます。 そして、健気に加藤に尽くし、身を挺して加藤を守るクレアの扱いがあまりにも酷いです。 物語の展開に腹が立ってくるので、加藤の英雄的行為も全然感情移入できません。。。
 こう思い始めてしまったらダメですね。 サタンという知性が産まれる理由にまでケチをつけたくなる始末。 人間は感情の生き物なので、物語が好きになれば多少のことには目をつむりますが、 納得できないと何にでもケチをつけたくなってしまいますね。
独断と偏見に基づくお勧め度 ☆☆☆☆
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