書評 (Book Reviews)
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Angels and Demons (天使と悪魔)
Dan Brown (ダン・ブラウン)
◎書籍概要 (Book Description)
 宗教的象形を研究するラングトンは、早朝、1本の電話でたたき起こされる。 そして、ファクシミリからはき出された遺体の写真、遺体に焼き付けられた模様に驚愕する。 ラングトンが探しても見つけられなかった、イルミナーティの紋章がそこにあった。
 依頼を引き受けて CERN (欧州原子核研究機構)に向かったラングトンは、 殺された研究者の養女と出会い、膨大な新物質が奪われたことを発見する。
 その頃、バチカンの守衛室では、紛失した監視カメラにCERNと書かれた謎の物体が写されていることに困惑していた。 バチカンからの連絡を受けてラングトンとビットリアが駆けつけるが、次期教皇を選ぶコンクラーベを控えて大混乱が起きていた。 そして、イルミナーティによる恐怖の殺人が始まる。。。
◎書評 (Book Review)
 ペーパーバックの巻頭に著者が書いていますが、ダ・ヴィンチ・コードと少々異なり、ノリノリで書いたそうです。 その言葉通り、テンポ良く物語が進みます。

 ローマの名所で起きる戦慄の殺人。 そして、残されるイルミナーティの紋章。 古の科学信俸集団イルミナーティが現存し、科学と宗教の最終戦争が起こされたのか? ラングトンとビットリアの追跡は間に合うのか?手に汗を握りながら読み進めることになります。
 これを読むと、ダ・ヴィンチ・コード以上に、物語の舞台へ行ってみたくなります。

 「The Da Vinci Code (ダ・ヴィンチ・コード)」でも不満を書きましたが、 書籍の単価が上がらすに苦労しているのだろうとは思いますが、いくらなんでも上中下に分けて発刊するのは考え物です。 無闇に上質な紙を使っているのも高コストの原因でしょうし、最近は、活字サイズを大きくしてページが増えていることにも不満があります。 出版社は、自分の首を絞めている状況を直視して欲しいものです。
独断と偏見に基づくお勧め度 ☆☆☆☆☆



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