書評 (Book Reviews)
国内の著者: | //// | //// | //// | //// | //// | //// | //// | // | //// | / | |
海外の著者: | A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | W | X | Y | Z | 野田無線 on the Web


楽天ブックス


The Restaurant At The End Of The Universe 「宇宙の果てのレストラン」
Douglas Adams (ダグラス・アダムス)
◎書籍概要 (Book Description)
 精神分析医や哲学者たちは、有機コンピュータの計算結果がアーサーの脳に残されていることを恐れ、再びヴォゴン・シュルツを買収する。 しかし、黄金の心号は、アーサーが本当のお茶を飲みたいと言ったがために、航行用コンピュータまで紅茶作りを始めてしまい、航行不能となる。 そこへ現れるヴォゴン艦隊。なすすべもなく一世攻撃を浴びる黄金の心号。黄金の心号のシールドが破られるのは、時間の問題だった。
 窮地を脱するため、ゼイフォードの曾々お爺さんに当たるゼイフォード・ビーブルブロックス4世(なぜ先祖なのに4世なのかは、避妊具とタイムマシンの事故による)を召還する。 そして、ゼイフォードが大統領になった本当の目的が徐々に明らかになる。。。
◎書評 (Book Review)
 コメディSF「The Hitch-Hiker's Guide to the Galaxy (銀河ヒッチハイクガイド)」の続編です。
 銀河大統領は、銀河を統治するためにいるのではなく、大衆の不満の矛先をそらすために存在します。 陰で銀河を統治する6人は、ゼイフォードが大統領に立候補したとき、彼が適任であることを見抜いていたが、立候補した真の理由は見抜けなかった。 適性検査に通るため、ゼイフォードが自ら消去した本当の動機が物語中で明らかになります。
 題名となる宇宙の果てのレストラン、真の宇宙支配者、200万年前の地球に捨てられた役立たずゴルガフリンチャム人などのエピソードが続き、 物語の最後では、アーサーの心に刻まれていた計算結果が明らかになります。
独断と偏見に基づくお勧め度 ☆☆☆☆☆

Copyright (C) NODAMUSEN