書評 (Book Reviews)
国内の著者: | //// | //// | //// | //// | //// | //// | //// | // | //// | / | |
海外の著者: | A | B | C | D | E | F | G | H | I | J | K | L | M | N | O | P | Q | R | S | T | U | V | W | X | Y | Z | 野田無線 on the Web


楽天ブックス


So Long, And Thanks For All The Fish 「さようなら、いままで魚をありがとう」
Douglas Adams (ダグラス・アダムス)
◎書籍概要 (Book Description)
 ある男が「世の中もっと良くしようよ」と言ったために木へ磔にされてから約2000年後、 ある少女が誰も何にも磔にされずに済む解決策を思いつくが、誰かに伝えるより先に災厄が起き、永遠に失われてしまう。
 これは彼女の物語だ。
 アーサーは、破壊されたはずの地球に戻ってくる。 その頃、別の星にいたフォードは、銀河ヒッチハイク・ガイドがネットワーク経由でアップデートされると、 添削されたはずの報告書が掲載されていることに驚く。
 そして、アーサーは偶然出会った少女と恋に落ち、少女の頭から消え去ってしまった謎の記憶を追いかける。 差出人不明の美しい金魚鉢、金魚鉢に映されるメッセージ、第3作のエピローグに登場した謎の場所を目指し、再び宇宙へ飛び出していく。
◎書評 (Book Review)
 コメディSF「The Hitch-Hiker's Guide to the Galaxy (銀河ヒッチハイクガイド)」の4作目です。
 平行宇宙には、「地球を救え」キャンペーンによって破壊を逃れた地球があり、アーサーは8年ぶりに帰郷します。
 著者自身が浮かれていたのかどうか定かではありませんが、シリーズ全5作中最も脳天気な物語です。 しかし、それ故に皮肉れたところがなく、シリーズ中、最も読みやすい物語になっています。
独断と偏見に基づくお勧め度 ☆☆☆☆☆

Copyright (C) NODAMUSEN