初めて書き込みます。至らない所があれば申し訳ありません。私は整備士で、民間工場で自動車検査員をしている者です。しかしうちの会社のお客さんは、９９％が国産車です。たまに外国の車が入庫するのですが、ハッキリ言って、ほとんど経験とノウハウが無い為、外車の整備に関しては素人のようなものです。ですので、この掲示板を参考にしてみようと思い、書き込ませて頂きます。先日９５年式のアストロが入庫しました。詳しい症状としては、走行中交差点などで減速すると、そのままエンストしてしまう事が３回ほどあったそうです。その時はすぐに再始動出来たとの事ですが、今回はそのままかからなくなってしまったと言う事です。まず調べてみたのは当然プラグですが、これは大丈夫でした。タイミングライトで点火を見て見ましたが全て火は飛んでいます。燃料に関しては、キーオンでポンプの作動音はします。が、燃圧計が国産用では繋げない為、計れません。ゴムで出来た部分があれば、つまんで大体の圧力は想像出来ます。しかし、全てパイピングの為、それも出来ません。ユニオンナットを緩めてクランキングすると確かに燃料は出てきますが、圧力がいまいちのような気がします。そこでポンプを疑っているのですが、この掲示板を見ているとどうやら燃料フィルターも怪しいようですね。実際この車は燃料フィルターの詰まりでエンジンがかからなくなると言う事例はどれ位あるのでしょうか？また、この車と似たような症状を経験した方はおられますでしょうか？ご意見お待ちしております。

あらかじめ断っておきますが、素人がプロに意見するのは困難です。
書かれた内容から原因を特定するのも困難です。

私が聞いた範囲では、フィルターの詰まりが原因で燃圧が不足することは、
それほどよくある現象とは思いません。
やはり、燃料ポンプの不良が原因になりやすいと思います。
いかんせん古くさい仕組みの燃料ポンプなので。
'96年式以降は燃圧を測るためのサービスホールがありますが、
'95年式まではラインにかませるしかないようなので、
アメ車に詳しい修理屋を頼って調べた方がいいと思います。

他にアイドリング時にエンストする原因として考えられるのは、
IACバルブの不良、エアフィルターの詰まりなどでしょうか。

やすたか様、ご意見ありがとうございます。掲示板に書き込む前にあらかた過去の投稿も見たのですが、やすたか様の豊富な知識はもはや素人の域を超えていると思います。職業が車屋でなくても、知識や経験を持っている方の意見は、非常にためになります。
私もフィルターの詰まりが原因で燃圧が不足するのはあまり聞いた事がありませんし、何より自分の経験上一度も無かった為一応聞いてみたと言うところです。
９６年式以降はサービスホールがあるのですか。私が今見ている車両は９５年式で、燃料のイン側にエアコンのサービスプラグのような物は付いています。（真ん中にムシが入っているやつです）恐らくこれも専用のSSTなどを繋げる物だと思いますが。
IACバルブと言うのはニッサンで言うAACバルブ、トヨタで言うISCVと言ったところでしょうか？
エンストするのと、エンジン始動不可は別の要因と考えた方が妥当でしょうかね。とりあえずエンジンがかかる状態にならないことには、その判断も出来ませんが、参考にさせて頂きます。
お客さんがもう一台部品取りのアストロを持っているそうで、年式が同じである為、部品の流用がかなり出来ると言っており、燃料ポンプもその部品取りの車から外して使ってくれと言う要望です。
私としては新品を勧めたいのですが、お客様の懐事情も考慮しなければならない為、無理強いは出来ません。アストロのポンプはタンクを下ろさなければならないという事ですが、今入庫している車両は、リフトに上げれば問題なくタンクは下ろせると思います。しかし部品取りの車両はその場で外さなければならないという事情です。
つまり、リフトで上げずリジットジャッキ（俗に言う馬）で上げたままの状態です。
見た感じタンクはかなりの厚みがあります。果たしてリフトアップせずにタンクの脱着は可能でしょうか？こればっかりはやった人でないと分からないかと思いますが。
環境の整った場所で整備するのと出張整備のような形で整備するのではかなり勝手が違い、正直部品取りの車から外さなければならないと言うことがかなり億劫になっています。
しかしお客様の要望ですからねぇ。
とりあえず燃料ポンプは交換してみようと思います。
エンジンがかかってもかからなくても、結果は後日報告したいと思います。

もう一度市販のリペアマニュアルを調べてみたら、'95もサービスホールがあるみたいです。
おそらく、書かれているプラグみたいなものがゲージをつなぐ場所だと思います。

IACバルブは、仰るとおりアイドリングの吸気を制御するバルブです。
でも、エンジンがかからなくなったわけですから、たぶん関係ないですね。

燃料ポンプの取り外しは、タンクをおろさないとできません。
また、リジットラックだけで作業するとなると、
背の高いリジットラックを使うとしても、ノーマルだったら何とか。。。と思いますが、
エアロが付いている車だったら、たぶん無理じゃないかなと思います。
とりあえずウマに乗せてみて、コンベックスで車体の隙間とタンクの高さを比べて、
ダメだったらあきらめてもらい、工場まで引っ張っていってはどうでしょう。
それに、客の家には平らなコンクリート面があるのでしょうか？
なかったら、作業そのものが危険ですよね。

確かに客の懐具合と言えばそうですが、
せめてストレーナーとフィルターぐらいは交換したいですね。
嫌ですね、貧乏なお客は。(爆)
お疲れ様です。

やすたかさんお久しぶりぃ〜(^^)

ささきさんこんにちは！
おいら９５年式アストロに乗ってます。

私は、始動できないというレベルにまでは発展しませんでしたが、減速してエンジン停止という同様の現象には、何度もあいました。

で、結局のところ、PCVバルブと、点火系で、プラグ，プラグコード，デスビ，センターコード4点セットを交換したら、いまは快適に走っていますよ。

交換後は1回も減速してエンジン停止というのにはあってないです。

やっぱり基本に返るのが一番大事ですねー(^^)

参考まで！

ではでは(^^)/~~

私も素人ですが、過日ガソリンタンクをおろして燃料ポンプを交換したので、参考までに書き込ませていただきます。私も'95式のフルエアロですが、自宅の車庫で交換できました。馬も、ホームセンターで手に入るもので可能でしたよ。

皆さんこんばんは。書き込みありがとうございます。
本日、燃料ポンプ交換致しました。
事の経緯としては、まず最初に入庫していた方をリフトに上げて、タンクを下ろしポンプを外しました。これは部品取りの車から外す時、先にタンクの脱着の要領を知っておきたかった為です。
思ったより簡単で、１０分位でタンクを下ろすことが出来、ポンプとご対面するまで１５分はかからなかったと思います。
この分だと現場に行って馬に上げてやっても大丈夫だなと思い、お客さんと部品取りの車がある場所で待ち合わせをすることにし、現場に行きました。すると、地盤は土で、しかも雨が降った後だったため、ぬかるんで、とてもジャッキアップ状態で作業出来る環境ではありませんでした。
という事で、一台積みの積載車に積み工場まで引き上げて来ました。
私の会社の工場にはリフトが７基しかなく、６基は他の車で埋まっていた為、結局は工場に持ってきても馬で上げての作業でした。
まず、交換する前に、最初に外したポンプを単体点検しました。
バッテリーに繋いだ所、勢い良く回ったではありませんか！この時点で私はかなり不安に駆られていました。
もしポンプが原因でなかったらどうしようと。しかしここまでやった以上最後までやるしかありません。
部品取り車から外しポンプを確認。年式が同じ為、見事に同じ物でした。
１時間後位に無事スワップ完了！
緊張のエンジン始動の時！
かかりました！ホッとしました。

単体ではポンプは回っても、果たしてエンジンが始動できるほどの燃圧がかかっているかどうかは、きちんと燃圧点検をしなければいけませんね。
単純にポンプの作動音がしているから、ポンプではないと決め付けていては、すんなり解決出来るものも、出来なくなってしまうところでした。
と言うのも皆さんの情報があってこそのものでした。
ありがとうございました。

これからも、この掲示板を覗かせて頂きたいと思います。

はじめまして、いつも有益な情報で参考になります。
私は並行のアストロ９４にのっていますが、上記のような症状になり、ヤナ○に聞いた事があります。燃圧測定器具が無いので、目視と感（笑）で燃料ラインから燃料が勢いよく噴出す事を確認し、エンジンを回しましたがかかりません（笑）
ストレーナーを疑いまして交換しましたが、症状は改善しませんでした。（点火系はインテークより水素ガスを軽く拭きつけ、エンジンが始動すればＯＫ（笑）なので、燃料噴射系を疑いました）
インジェクター、バルブ関係も疑いましたが、はずすのも面倒ですので、○ナセに電話し「こういうときは大体何がおかしいの？」と聞くと、「燃圧が○Ｋｇないとエンジンかかりませんよ」と言われ、燃料ポンプを交換するとあら不思議、快調そのもの（笑）
やはり燃圧はちゃんと測定しないとダメですね。エンジン不調の車が全部こうではないと思いますが、ご参考までに・・・。