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燃料フィルタ交換



燃料フィルタの場所
燃料フィルタの位置(31KB)  ほぼ運転席の真下辺り,燃料タンクの数十センチ前に燃料フィルタがあります。下から覗けばすぐに分かります。(右の写真は,'95モデルのアストロです)

燃料フィルタの交換
フィルタを固定するナット(33KB)
  1. 20mmナット
  2. 16mmナット
  3. 13mmボルト

 取り外しは,かなり力が必要です。また,かなり半端なサイズのナットで留められています。 最近のGM車両は,インチからミリメートルのボルト,ナットに移行しつつありますが,徐々にインチと共用しながら移行しているので半端なサイズが多くあります。 これを機に,KTCやスナップオン等の精度の良いモンキーレンチを用意しておくと便利かもしれません。

【注意】
  1.  フィルタの取り外しは,20mm,16mmのナットを緩めてから,留め金の13mmボルトを外してください。先に留め金を外すと燃料パイプを破損する恐れがあります。 また,20mm,17mmナットを緩める時は,レンチを二つ使って作業してください。
  2.  フューエルフィルタを取り外すと,お銚子一本分ぐらいのガソリンが出ます。作業している時は決して火を近づけないようにしてください。

純正リアエアコンが装備される車両の燃料フィルタ周り(29KB)  なお,リアエアコンが付けられている車両では,若干フューエルフィルタの交換がし辛い場合もあります。 右の写真は,'97モデルで純正のリアエアコンがついているアストロのフューエルフィルタ周りです。

諸情報
 アストロは,寒くなり始めると,燃料ポンプの削れカス等が原因で,インジェクターが故障する車両が多くあります。 燃料フィルタは4000円程度なので,必ず2年 or 2万キロ程度で交換することをお勧めします。
 また,燃料ポンプは,燃料タンクの中でガソリンに浸された状態になっていて,燃料で冷却しています。 このため,ガソリンが少ない状態で走ると,ポンプの空回り → 加熱によって壊れる原因になります。 また,タンクにガソリンが少ない状態で置くと,気温の変化による結露で水が溜まる原因にもなります。
フューエルシステムトリートメント(15KB)  '96〜'97は,インジェクターのトラブルが多い年式です。 寒い季節になる前に,GM純正のフューエルトリートメント(#12345104)を使うことをお勧めします。
 なお,フューエルトリートメントは,「ミスファイヤが発生したときに使用する。25ガロン(約95L=満タン)のガソリンに対して20オンス(1本)を1600マイル毎に入れる。」と説明されています。 その他,以下の点に注意して使用してください。
  1.  長距離移動する直前に燃料タンクへ注入し,一気に全部使い切ってしまうこと。
  2.  何度も続けて使用しないこと。複数回続けて使用すると,インジェクターノズルを溶かす危険性があります。
  3.  非常に毒性の強い液体なので,決して子どもの手が届くところに保管しないこと。