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パッシング('96〜'99)



回路図,部品
2灯パッシングの回路図(9KB)  2灯パッシングの回路は,右の図のようになります。 パッシングのスイッチ用電源は,電取りコード等を使って運転席足下にあるヒューズブロックから拾っても構いません。(というか,その方が簡単でしょう。) ただ,個人的に電取りコードがあまり好きではないので(微量といえども,できることなら既存の回路から電源を取りたくないので),ボンネット側のヒューズブロックにあるAUX端子から電源を拾っています。

下記の2灯パッシング装備に必要な部品
リレーDC 12V 30A × 1個
平型ヒューズホルダー2個
平型ヒューズ10Aないし20Aヒューズ × 1個
5A程度のヒューズ × 1個
ホーンスイッチ自動戻りタイプ × 1個
コード2SQ,1SQ程度のケーブルを各数メートル程度
平型セット又は丸形端子平型の端子又は擬宝珠端子
リング状端子プラスへの接続,ボディーアースに使う端子。
ボンネット下にあるヒューズブロックのAUX(プラス)への接続用に8mm穴のタイプ,バッテリー付近にあるボルトへのボディーアース(マイナス)接続用に6mm穴のタイプを使用。


ボンネット側の配線

 左下の写真では,やや右手前にバッテリー,その上で数本のコードをぶら下げている小さな黒い箱が4極リレー,やや左上にある黒い箱がヒューズブロックです。 右下の写真は,バッテリーのフェンダー側に隠れている集線コネクタです。この中の薄い緑色の線がハイビームの線になります。
 リレーのパッケージに書いてある図を参照に,プラス線やバッテリーと書かれた線をヒューズブロックのAUX端子へ, スイッチと書かれた線を車内のスイッチへ,ライトやフォグと書かれた線を集線コネクタの黄緑の線へ割り込み, アースと書かれた線を左下の写真でリレーを取り付けているボルトに取り付けます。
ボンネット内(37KB) 集線コネクタ(34KB)

スイッチの取り付け

ステアリングコラム下のスイッチ(43KB)  スイッチは,車用品店などで売っているホーンスイッチ(自動戻りスイッチ)を使用しています。 本来であれば,ステアリングコラムの左側に穴でも空けてスイッチを取り付けたいところですが,面倒だし穴を空けるのに勇気がいるので,ステアリングコラム下にスイッチを貼り付けています。(笑) ステアリングコラムの下側は,左側にステアリングチルト用のレバーがついているので,右側に取り付けています。 国産車でしたら,こんな位置にスイッチを付けると邪魔になりますが,アストロのステアリングホイールは高い場所にあるので,何とか"たまに"蹴飛ばす程度で済んでいます。(苦笑)