質問があり、トピックを立てております。23.98pと23.98iの違いについて、お分かりになる方、いらっしゃいますでしょうか?周りの人に話を聞くと、23.98pというのは存在しない、プログレッシブだから」という人もいれば、「23.98iというのは存在しない」という人もいて、少々こんがらがってしまいました。ご説明頂ける方がいらっしゃれば、非常に助かります。ちなみに、23.98pと24pの違いも一緒に教えて頂けるとありがたいです。それでは、よろしくお願いいたします。ヤス
何のために調べているのでしょうか?細かい技術情報なので、適当に説明すると誤解を生むし、正確に書こうとしても、僕自身が技術屋じゃないからボロがでるし・・・とりあえず、このレスを読む前にインターレースとプログレッシブの違いをこのサイトのコンテンツを読んで理解してください。大雑把に書くと、一般的には60iと30pがあります。主にNTSCなどのTV信号のことで、秒間60フィールド、30フレームのことです。通常のインターレース表示が60i、フレーム単位のプログレッシブ表示が30pです。ただし諸般の事情から、厳密には59.94iと29.97pとなっています。これに対し、映画は毎秒24コマで撮影されています。これを単純に60iに変換すると、偶数フィールドと奇数フィールで異なるコマを表示することになります。元はフィルムだから、当然インターレースではない。だから、奇麗にプログレッシブ表示させるために24pという概念があります。2フィールドから1フレーム、3フィールドから1フレームと2-3-2-3・・・の順で60iからフレームを取り出した映像が24pであり、元のフィルムのとおり、奇麗に24コマのプログレッシブ映像になります。これに先ほどの厳密な周波数を当てはめると、23.98pとなります。こんなので分かりますか?
やすたか様。ご返信、ありがとうございます。説明が不十分で、すみませんでした。現在アニメの制作を行なっておりまして、制作は24pで行なっております。プロツールズで作曲、ミックス作業をするにあたり、クイックタイムに書き出しをするのですが、その際、24pで書き出すのではなく、23.98pで書き出すようにしています。まずここで「何故24pで書き出しをしてはいけないのか」という疑問が生まれました。私の発想だと、クイックタイムで再生するのであれば、プログレッシブ、つまりフレームでの再生ができるので、「1秒間に24コマを再生する」というフレームレートで問題がないのでは、と思ったのです。例えば、DVDやテープに落す場合ですと、確かに29.97iにしないとダメだとは思うのですが、このクイックタイムの場合はどうなのかな、と。。。で、それを検証しているうちに、23.98pと23.98iの件が出て来たのです。(正確に言うと、23.976だと思うのですが。)ここで二つ目の疑問点ですが、物理的に23.98pという表記がどういう意味なのかという初歩的なところにつまづいたのです。つまり、表記からいくと、プログレッシブなので、小数点以下に表記がなるのは変な気がしており、つまり一秒間に23.98コマというのは不思議な感じがするのです。(24p 30p 60pというのは、分かるのですが、23.976p、29.97pというのが違和感があります)1秒間に23.98コマのスピードで再生されるという発想であれば理解はできますが、その場合、例えば、24コマで撮影された映画と、この23.98pもしくはiというのを、よーいスタートで同時に再生した場合、最終的に、23.98の方が長くなってしまうということなのでしょうか?きっとここで、ドロップフレームの話がもしかしたら出てくるのかもしれませんが、そうなると、23.98で再生をする際には、自動的にハード(再生機)の方で、ドロップフレームをしているということなのでしょうか?といったところでつまずいておりました。上記のような説明でうまくお伝えできたかどうか少々不安ではありますが、もしさらにアドバイス等頂けるようであれば、非常にうれしいです。それから、以下のコメントを頂いておりましたが、>大雑把に書くと、一般的には60iと30pがあります。>主にNTSCなどのTV信号のことで、秒間60フィールド、30フレームのことです。>通常のインターレース表示が60i、フレーム単位のプログレッシブ表示が30pです。>ただし諸般の事情から、厳密には59.94iと29.97pとなっています。上記で、29.97pと表記がありますが、29.97pと29.97iには違いがあるのでしょうか?引き続き、よろしくお願いいたします。ありがとうございました。ヤス
申し訳ありませんが、どう答えていいのやら分からない状況です。なぜ23.98pで書き出しているのでしょうか?本当に、クイックタイムで再生するためだけですか?> 小数点以下に表記がなるのは変な気が変な気がというより、そもそもこういうレートが必要になるのは、放送なりDVDなり、PC以外のもので再生する必要があるから、こういうレートで発注されているのだと思いますが。あと理解が違うと思われる点が多いのですが・・・ドロップフレームは、何のために必要か分かりますか?> 29.97pと29.97iには違いがあるのでしょうか?「p」はプログレッシブと理解されているようですが、「i」が何を意味するか分からないということですか?
やすたか様勉強が足りていませんで、すいません。>なぜ23.98pで書き出しているのでしょうか?現在、24pでアニメーションを作っており、ピクチャーロックをした後、作曲作業に入りました。作曲家の方には、23.98pのクイックタイムで作業をしてもらっています。今後、ミックス作業に入るのですが、そのミックススタジオでも、23.98pで作業を行います。そこでミックスしたサウンド(音楽、台詞、SE)をアニメスタジオに持ち帰り、最終の映像に乗せるわけです。その際に、23.98pで編集したサウンドデータを持ち帰った場合、24pの映像に尺があうのでしょうか?そこを知りたかったです。いろいろと丁寧なアドバイスを頂いてありがとうございます。勉強不足なところが多々ありまして、申し訳ありませんでした。やす
> 24pの映像に尺があうのでしょうか?理屈の上では合わないと思います。タイムコードが違うのですから。でも、実際のところはソフトウェアの仕様と使い方によると思います。編集ソフトウェアが、読み込んだ映像のフレームレートを指定したりレートを解釈できれば、問題なく編集できると思います。それと、TVCMのように短いクリップの場合は、ドロップフレームとノンドロップフレームが混在していても、ほとんど影響がないと思います。
はじめまして、DF、NDF、P、i、2-3プルダウン 確かに、ややこしい話ですね。NTSCの歴史的にモノクロ時代からカラーになって面倒な事が起きてしまいました。現在でもサブキャリアがデジタル音声の足かせになってしまっています。さて、問題のProToolsの件ですが、文面から作曲家の方と最終MIXまでのセッションが全て同じ設定で最後まで行ければ問題は発生無いでしょう。万が一、映像が24PsFでも実時間との誤差は24時間あたり0.075秒の誤差となるハズですので…多分、ProToolsでLookがグリーンになっていませんか?(192またはSyncIO)その状態で最悪、セッションとバウンスした物数本の両方を持って最終スタジオに乗り込めば安心かな?