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一口に動画と言っても,世の中にある映像には様々な規格や方式があります。 ここでは,過去に受けた質問を参考に,幾つかの映像規格や方式について説明します。
TV映像は,インターレース・スキャン(飛び越し走査)と呼ばれる方式を採用しているので,1枚の映像がフィールドとフレームに分かれています。 これに対し,PCのディスプレイはプログレッシブ(ノンインターレース)・スキャンと呼ばれる方式を採用しているので,TV画像をキャプチャした時,動きの激しい映像であればあるほど映像にブレが出てしまいます。 TVやVTRではアナログ信号を使っているので,明確な解像度があるわけではありません。 しかし,走査線の数やビデオカメラのCCD板の性能などから,若干の目安を作ることはできます。 一般的には,国際電気通信連合のITU-R601(旧CCIR-601)で定められているデジタルビデオ規格を基にして「フルサイズ」と表現するメーカーが多くあります。 しかし,権威に弱い日本人は,ついつい「国際規格」と言われるだけで納得してしまいがちです。ちょっと論理的に考えてみましょう。 一言で色といっても,場合によって,色々な色再現方法が使われています。 TV映像や多くのビデオフォーマットではYUVが,コンピュータのビデオカードではRGBが,印刷物ではCMYKと呼ばれる色や明度が使われています。 映像信号の規格を大きく分けると,NTSC,PAL,SECAMの3種類があります(細かく分けると15種類にもなるそうです)。 この3種類の映像信号に互いの互換性がないことが,ディジタル映像が注目される理由にもなっています。
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