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アナログのA/D変換の画質劣化
掲示者:オダ 2000年12月04日 02時11分
はじめまして。DTVについて色々調べていたらここに辿り着きました。 DTV はまったくの未経験者なのですが、よろしくご教授ください。 今VHSテープに記録されている画像の30秒ほどの一部分を別テープ(VHS)にダビングしたいのですが、それが少々やっかいなのです。 内容はと言いますと、単純に元テープの約30秒の画像をダビングするのではなく、その30秒の画像が延々と20分間繰り返すテープを50本作らないといけないのです。 単純に1本だけならVHSデッキとVHSデッキを繋いで、30秒ダビングをポーズ、録画の繰り返しで作ればいいのですが、50本ともなるととても面倒な作業になってしまいます。 現状の方法としては、最初に1本マスターテープを作ってから、それを元にダビングをすれば楽なのですが、出来上がったテープは孫コピーになってしまい、かなり画質が劣化してしまいます。 VHS(元テープ30秒)→ VHS(20分繰り返し編集)→ VHS(50本ダビング)
そこで考えたのが、メディアコンバーター?あるいはデジタルビデオカメラがスルーでコンバーターとして使えるのなら(そもそもデジタルビデオカメラは欲しいと思っていましたので)、VHSビデオデッキからデジタルビデオカメラ経由(A/D変換)でPCに入力、そこで20分繰り返しのデータを作って、またデジタルビデオカメラ経由(D/A変換)で VHSにダビングすれば画質はそれほど落ちないのじゃないか?ということです。 VHS(元テープ30秒)→ (A/D変換)→ PC(20分繰り返し編集)→ (D/A変換)→ VHS(50本ダビング)
なにしろDTV はまったくの未経験者なので、前者のVHSの孫テープを作った際の画質よりも、後者のデジタル処理のほうがテープに記録しない作業が1回少ない分、劣化が少ないように思うのですが実際はどうなのでしょう? それともA/D変換、D/A変換でかなりの画質が劣化がおこるのでしょうか? 宜しければご教授下さい。
ちなみに使用マシンはパワーマックのG4、メモリ320MB、ハードディスクは20GBで、もちろんデジタルビデオカメラの入力端子があります。
Re:アナログのA/D変換の画質劣化
掲示者:yui 2000年12月04日 23時20分
経験からいいますと、VHSをメディアコンバータ経由でMACに取り込んだ時点では、劣化は起きてるんだろうけどわからないです。(場合によっては良くなったように見えることも) あと、MACから50回再生してVHSに落とすより、DVに書き戻してカメラとVHSのダビングを50回やった方が良いと思います。 カメラに落とす時の劣化もエフェクトをかけるわけではないようなので、無いと思います。(カット編集だけなら画質はキャプチャ時のままカメラに入ります。) そんなことより50回フラグメントやコマ落ち無しで再生できるか?のほうが心配です。
Re:アナログのA/D変換の画質劣化
掲示者:オダ 2000年12月05日 01時44分
yui 様 さっそくの返信ありがとうございます。 なるほど、A/D変換でMacに入力&カメラに書き出しする場合はアナログテープ同士のダビングほど劣化は気にならないということですね。 大変参考になりました。ありがとうございます。
>カット編集だけなら画質はキャプチャ時のままカメラに入ります。 ということは、整理しますと、 1、まずMacにA/D変換で30秒のクリップデータを作る。 2、Macとカメラを繋いでその30秒のデータをカメラ側にDVで書き戻す(その際、繰り返し20分になるようにDVでマスターテープを作る) 3、出来上がった20分のマスターテープを使ってカメラとVHSのダビングを50回おこなう。 ということですね?
>50回フラグメントやコマ落ち無しで再生できるか?のほうが心配です。 すみません。これの意味がよくわかならいのですが、、 カメラでのマスターテープ再生時にコマ落ちが起こる場合があるということでしょうか?
何度も「教えて君」になって申し訳ないですが、よろしくお願いいたします。
Re:アナログのA/D変換の画質劣化
掲示者:yui 2000年12月06日 00時23分
ちょっとだけ違いますね。 編集ソフト(iMovie Premiereなど)で繋ぎ編集して、20分の映像をMAC内に作り、それを一度だけDVカメラに書き戻します。 それをマスターにしてあとはカメラとデッキで50本作ると言う意味です。
フラグメントやコマ落ちと言ったのはMACで再生する際のことで、コンピュータの外でカメラとデッキでダビングする分には問題ありません。 HDDで再生する場合、熱やデータのばらつきによりコマ落ちが発生することが多いです。とくに何度も再生すると顕著です。
Re:アナログのA/D変換の画質劣化
掲示者:オダ 2000年12月06日 01時38分
yui様 再度のご返信ありがとうございます。
>ちょっとだけ違いますね。 なるほど、理解できました。
>フラグメントやコマ落ちと言ったのはMACで再生する際のことで、・・・ HDDのフラグメントのことだったのですね。何ぶんDTV未経験者なので勘が悪くてすみません。 一応現在のMacはHDDドライブに複数パーティションを切っていて、10GB分のスペースが丸々空いていますので、デフラグをかけてからDTVの処理をすればいくらかは未然に防げるということですね。 それでもどうしてもコマ落ちが発生するような場合は、20分の映像連続再生ではなく少々面倒ですが15秒単位の映像を繰り返しカメラに書き戻すようにします。
とりあえず全くの未知の世界だったDTVですが、yui様のご返信でなんだかうまくいきそうな全体像が見えてきました。 時間は十分ありますので、近々カメラを購入してさっそく試行錯誤してみたいと思います。 (付属のiMovieでまずはチャレンジしたいと思います) 色々どうもありがとうございました。
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