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MPEG1と2の違い。
掲示者:DRESS 1999年04月07日 12時32分
はじめまして。教わりたいことがあります。
MJPEG1とMJPEG2では何が違うんでしょう? MJPEGってのも解らないんです。
濃いこの場所ではとんでもない質問でしょうが、どうか無視しないでください。
恥の上塗りしました
掲示者:DRESS 1999年04月07日 13時01分
「MJPEG1とMJPEG2」ではなくて、 「MPEG1とMPEG2」ですね。
もちろん「MJPEG」も解りません(*^_^*)
Re:MPEG1と2の違い。
掲示者:k 1999年04月11日 02時35分
MPEGとは、MOVING PICYURE EXPERTS GROUPの略です。 動画像符号化の国際標準のことを指します 代表されるMPEG1のメディアはVIDEO-CD、MPEG2はDVDだと思います。 パッと見た瞬間にわかるのですが画質はMPEG2(DVD)のほうがいいです。 身近にある映像としてコンビニなどで見られるCSデジタル放送もMPEG2ですが情報量(ビットレート)が少ないため MPEG1なみの画質しかでていません。 では、MPEG1とMPEG2の違いについてですが まず、MPEG1の説明からしたいとおもいます 1992年末に成立した国際標準(ISO/IEC-11172)のことをMPEG1といいます。 CD-ROMには640メガバイトほどのデータが入りますが、100メガbpsの動画像を記録しようとすると 1分程度しか記録できません。そこで1時間以上の動画と音声情報を記録するためには圧縮処理が必要になります。 この圧縮処理を符号化といいます。 MPEGの画像圧縮は画面の時間上の相関、ある基準画面との違い(差分) や動きベクトルを利用した情報圧縮、画面内の空間上の相関を利用した離散コサイン変換(DCT)を使った情報圧縮 、さらにこれらの方法を使ったときに生じるデータの偏りを利用した可変長符号化(VLC)を行うことにより 動画像を圧縮しています。 ビデオCDの符号化と複号化(エンコーダ、デコーダの主な処理)について エンコードでは下記の順に処理されます。 SIF変換 元の動画像に対してフィールド間引き、輝度、色差信号の帯域制限などの処理を行いSIF信号に変換します。 ここで30メガbpsになります。 ME(動き推定) 16*16画素のマクロブロック単位で、入力画像の動きベクトルを算出します。 動きベクトルの算出方法は3タイプあり予測なしのIピクチャ、順方向予測のPピクチャ 双方向予測のBピクチャがあります。とくにBピクチャはわずかな符号量にエンコードできます。 DCT(離散コサイン変換) 動き補償した画像と入力画像との差分を8*8画素のブロックサイズで2次元離散コサイン変換します。 Iピクチャはそのまま入力画像に対してDCT演算を行います。 Q(量子化) DCT変換係数を視覚特性を考慮したマトリックステーブル(量子化行列、量子化テーブル)を用いて量子化する。 1 2 6 715162829 3 5 81417273043 4 9131826314244 1012192532414554 1120243340465355 2123343947525661 2235384851576062 3637495058596364 VLC (可変長符号化) ジグザグスキャンしながらよみだした量子化値をランレングス符号とハフマン符号との組みあわせによる 可変長符号化によって圧縮します。
量子化の後に局部複号というデコードとほぼ同じ処理がされます。 ビデオCDでは最終的には動画像が1.15メガbpsに圧縮されます。
デコードでは入力されたビットストリームを可変長複合化、逆量子化、逆DCT、動き補償の順に処理して 再生画像を得ます。
ビデオCDのビットレートは音声が224kbps、動画像が1150kbpsです。 非常にコンパクトなデータになっているためCDに74分ものデータが入るわけです。 また、ビデオCDでは高画質な静止画も表示できます。704*480で表示可能なためかなりきれいです。 そのため動画との画質のギャップが激しいのですが、、、
このMPEG1の上位互換方式がMPEG-2になります
MPEG2の特徴 1)インターレース画像への対応 2)現行テレビ以上の高画質化、HDTVまでの拡張性 3)通信系、放送系への適応も考慮 4)階層符号化などの導入
MPEG2にはDVDなどの蓄積系を対象としたPSとデジタル放送などの通信系を対象としたTSという 2つのシステムレイヤがあります。
予測方式の拡張がされています。
11のクラス分けがされています。その中にはHDTV(SSP@H-1440)1440*1080、CSデジタルやDVD(MP@ML)720*480があり ますなんとMPEG2の解像度は1920*1080(MP@HLHP@HL)という高解像度までふくまれます。
今後デジタル放送が一般的になると思うのですがその場合MPEG2が主役になると思われます。 プレステ2でもDVDが搭載されるようで動画やテクスチャもMPEG2圧縮されているものを使うようです。
MJPEGですがMPEGの圧縮のIフレームのみの状態に近いです。チャプチャ後もフレーム単位で編集が可能です。 デメリットとしては、データ量が大きくなることでしょうか?720*480の1.4対1で秒間15メガバイトのデータになります。 MJPEGまで使って高圧縮をしてMPEG並の画質で取り込むというのは本来の使い方ではないように思います。 画像のみで取り込む場合は、いいのですが音もいっしょにサウンドカードのアナログ入力から取り込むと音ずれが発生しやすいです。 D1などのデジタルで音と画像を同時に取り込むことによって音ずれはなくなりますが、機器の値段は3桁万円になります。 モーションJPEGですとI-OMEGAのBAZがこま落ちなどがなく比較的低コストで高画質に取り込めるようです。 メリットとしては、無圧縮よりもデータが軽くなり画質もベータカム並の画質でキャプチャできるということです。 現在業務でも使えるものとしてスタンダードなものがPERCEPTIONという製品です。 MEDIA100などと比べてもコストパフォーマンスがいいです。 身近なところではプレイステーションの動画がモーションJPEGです。CD-ROMは2倍速です。
今はDVのキャプチャカードが出ておりますのでMJPEGでないと用途により画質的に困る!という場合を 除けば最もコストがかからない安定したDTVシステムができます。機器との相性問題がデメリット。
落とし穴としては、ミキサーと共通するのですがデジタル機器は安いものはアナログ部がお粗末ということでしょうか?
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