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最近のビデオカメラは,「目の付けどころが違うだけ」の会社のように,液晶画面のファインダーのみ用意して,覗き込むファインダーがないものがあります。 しかし,TVモニターのファインダー,覗き込む形のファインダーのどちらかが優れているということはなく,それぞれメリット,デメリットがあります。 2種類のファインダー話を簡単にするため,昔からある覗き込むタイプのファインダーを「覗き型」(変な意味に取らないでください・・・(^^;), 液晶画面等の両目で見るタイプのファインダーを「表示型」と呼ぶことにします。 そして,覗き型,表示型の特徴は,プロがどんなときにどちらのタイプを使っているかを見ると,おおよその見当が付いてきます。
ファインダーごとの特徴と使い方私たちのように,撮影テクニックを学んでいない人間にとっては,表示型の方が使い易く感じます。 しかし,注意しなければいけないのは,覗き型にしろ表示型にしろ「ファインダーは視野が狭い」ということです。私たちがビデオカメラを手に取るとき,何かを撮します。 しかし,その撮している被写体がフレームアウト(被写体が画面の外に消えること)したり,フレームイン(被写体が画面に入ること)を繰り返すと,非常に見難い映像になります。 しばしば,フレームアウト・インを繰り返してしまう原因は,狭いファインダーの視野だけを頼りに撮影するために起こります。 表示型のファインダーでは,被写体とファインダーを同時に見ることが困難です。 しかし,覗き型のファインダーでは,右目でファインダーを,左目で被写体を見ることによって,両方を同時に見ることができます。 ビデオカメラを使い始めた方は,右目でファインダーを覗いたとき,ついつい左目を閉じてしまいがちですが, 右目でファインダーを覗くときに左目も開けて両目で撮影対象を見ると,多少動きの速いものを撮影する場合でもフレームアウトせずに撮影できるようになります。
覗き型のファインダーは,被写体に併せやすいというメリットがある反面,疲れやすくて長時間の撮影が困難,三脚に取り付けたときに覗きにくいなどのデメリットがあります。 これに対し,表示型のファインダーでは,左右の目が異なるところを見つめる必要がなくなるので,長時間の撮影でも疲れないメリットがあります。 また,三脚などを使った場合も,手持ちで撮影する場合となんら変わらずにファインダーを見ることができます。 以上の理由から,ビデオカメラの撮影やビデオカメラを選ぶときは,次のことを頭に置いてください。
最近のビデオカメラは,覗き込むファインダーと液晶ディスプレイの両方が付いている製品が増えてきました。 もしあなたが,これからビデオカメラを購入しようと考えているのでしたら,是非,両タイプのファインダーが付いているカメラを買うことをお薦めします。 | |||||||||||||||||||||||
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