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- Question :
- これからDTVに挑戦してみたいと考えています。
DTVには高速なハードディスクが必要みたいですが,お勧めのハードディスクはありますか?
もし必要でしたら,コンピュータの買い換えも考えていますので,お勧めのPCを教えてください。
- Answer :
- アナログキャプチャカードを使ったDTVシステム,IEEE1394インターフェースを使ったDV編集システムでは,確かに,ハードディスクが速いに越したことはありません。
しかし,ハードディスクの転送速度を含めたコンピュータの速度は,単純にインターフェースの種類などのスペックで決まるものではありません。
たとえば,同じ速度のCPU,HDDインターフェース,HDDを使っていても,チップセットの種類,ビデオカードやサウンドカードなどの機器の接続方式,
チップセットの種類,BIOSの出来など,さまざまな要因で速度に違いがでてきます。
このため,せっかくインターフェースやHDDを買い換えても,速度が落ちたり変わらない場合もあります。
できれば,以下のような順番でDTVシステムを構築した方が良いと考えます。
- ビデオ編集に必要なアナログビデオキャプチャカード,ディジタルインターフェース等のビデオ編集カードの選定,購入,取り付け。
- 常駐アプリ,ツールの削除,不必要なデバイスの取り外し。
- コンピュータのBIOS,ビデオカードやサウンドカード,インターフェース等のすべてのデバイスについて,デバイスドライバのバージョンをチェックし,最新のドライバに更新する。
(注意:BIOSのアップデートは,アップデート中にコンピュータにトラブルが発生すると,コンピュータがまったく動かなくなります。)
- ハードディスクの速度が不足する場合,新たなHDDインターフェース,HDD,またはコンピュータの買い換えを検討する。
お金をかければ,高速なハードを用意するのは簡単です。
しかし,ビデオ編集カードや高速なインターフェースやHDDは,多くの人にとって安い買い物ではありません。
お金が余って困っているのでもなければ,スペックから入るのは効率が悪いと考えます。
まず,一番必要なビデオ編集カードを選び,コンピュータをチューンナップしても速度が足らない場合に初めてHDD等の選定に入った方が良いと考えます。
なお,E-IDEよりはSCSI,さらにはIEEE1394が速いとされていますが,これはあくまでインターフェースの論理的な最高転送速度が高いだけです。
必ずしもE-IDEで速度が不足するとは限りませんし,インターフェースとは別の要因で転送速度がでていない場合もあります。
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