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- Question :
- Macの7600/200を使っていますが,フルスクリーンの4分の1でもフルモーション(30fps(フレーム/秒))にならず,15fps程度です。
動画をコンピュータに取り込むとき、秒当たりのフレーム数や可能な画像の大きさなどは、ビデオカードの性能のみに依存するのですか?
それとも、CPUのクロック周波数に依存するんですか? また、メモリも関係あるんですか?
- Answer :
- 例えば,640×480ピクセル,24bitカラー,30フレーム/秒の動画があるとします。
これが,PICT形式やBMP形式の静止画情報で作られているとすると,1秒当たり640×480×3byte(24bit)×30枚=27,648,000byte(約26.4MB)にもなってしまいます。
これでは,いくら強力なコンピュータを使っても,ハードディスクの転送能力どころかメモリの転送能力ですら不足してしまいます。
このため,Quick TimeやMPEG,Video for Windowsでは,いろいろな種類の非可逆圧縮コーデック(Codec)を使って,圧縮しながらムービー(ビデオ)ファイルを作成します。
このコーデックによって,一般的なハードディスクの転送速度でも記録できるようなファイルサイズにしています。
ビデオキャプチャ可能なピクセル数やフレーム数は,最も複雑な演算が必要になる圧縮処理を,どの部分が担うかによって変わってきます。
多くのビデオ入力機能付きのコンピュータでは,ビデオ映像の量子化(ディジタル数値化)のみをビデオカード上で処理し,コーデックによる圧縮をCPUの演算で処理しています。
この場合は,CPUの処理速度によって,キャプチャ可能なピクセル数やフレーム数が変わってきます。
一方,一般的なビデオキャプチャカードでは,MotionJPEGやMPEGによる圧縮処理を,ビデオキャプチャカード上の専用DSPチップで処理します。
この場合は,ハードディスクの記録速度によって,キャプチャ可能なピクセル数やフレーム数が変わってきます。
なお,miroやcanopusのS-VHS品質ビデオキャプチャカードは,
7600/135のMacや,Pentium 133MHz又は166MHz以上のWindows PC,32MB以上のメモリがあれば使用可能と,各社からアナウンスされています。
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