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- Question :
- Ulead Media Studioで編集作業を行っていますが、編集結果をAVIファイルに落とすときに恐ろしく時間がかかります。
例えば,テレビサイズ(606×464ピクセル)、1秒当たり30フレーム,2分程度のビデオファイルの作成に2時間もかかかってしまいます。普通そんなにかかるものなのでしょうか?
ちなみに,マシンスペックは,Pentium II 233Mhz、メモリ64MB、ハードディスク3.2GB ATA-33 IDE HDDです。
- Answer :
- 多分,ビデオ作成に使うコーデックに,Cinepack等の通常のVideo for Windowsで使用するコーデックを選んでいると思います。
ビデオキャプチャカードに付属するMotion JPEGコーデックを使えば,20分程度で作成できると思います。
- 【参考】
- canopusのビデオキャプチャカード+Ulead Media Studioの場合は,Media Studioを以下の手順で操作することで,コーデックを変更できます。
- プルダウンメニューの「ファイル」から,「作成(T)」→「ビデオファイル(V)」を選びます。
- 「ビデオファイルの作成」ダイアログボックスの中の,「オプション(O)....」ボタンを押します。
- 「ビデオ保存のオプション」ダイアログの中から,「圧縮方式(C)」というタブをクリックします。
- 「圧縮方式(M)」欄から「CANOPUS Motion JPEG decoder/encoder」を選びます。
Quick Timeの"Cinepack",AVIの"Cinepack","Indeo","MS-Video1"は,すべてCPUの演算能力を使って圧縮処理します。
これに対し,ビデオキャプチャカード専用のコーデックは,ビデオキャプチャカード上の専用DSPチップで圧縮処理を行うので,非常に短時間に処理が終わります。
なお,IEEE1394インターフェースを使ったDV編集では,ワイヤードコーデックを備えていないため,レンダリング処理,圧縮処理の両方をCPUで処理することになります。
このため,エフェクトを加えたビデオファイルを作成する時,ワイヤードコーデックを備えたビデオキャプチャカードよりもビデオ作成に時間がかかってしまいます。
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