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Question :
 Motion JPEG形式のビデオキャプチャカードの解像度や画質は,どの程度でしょうか? また,モザイク状のノイズなどは,どの程度発生するのでしょうか?

Answer :
 安価なビデオキャプチャカードに見られる320×240ピクセルのビデオ映像は,コンピュータのディスプレイに映すと貧弱に見えますが,TVモニターに出力すると思いの外綺麗に見えます。 320×240ピクセルのビデオファイルでも,一昔前のカラオケに使われていたビデオCDや,ダビングしたVHSテープ並の画質になります。

 MPEGやJPEG,DV等で使われている DCT(Discrete Cosine Transform:離散コサイン交換)では,ブロックノイズと呼ばれる8×8ピクセルごとのモザイク状のノイズが発生します。 ブロックノイズは,画面全体が同じような色彩になる場面に見られますが,1/10以下の低圧縮率でキャプチャした場合は,ほとんど目に付きません。
 しかし,1/15以上の圧縮率にすると,画面全体が同じような色彩の場面にブロックノイズが現れるようになり,1/20以上の圧縮率にすると,グラジュエーションが綺麗に再現されず,縞模様のような色になる場合があります。

 なお,多くのビデオキャプチャカードでは,640×480ピクセル以上の解像度をS-VHS品質と呼んでいます。 しかし,「TV映像の解像度」で説明したように,実際のTV信号は,もっと高解像度になっています。
 640×480ピクセルの映像は,垂直方向については,ほぼ満足できるレベルですが,水平方向については少々もの足らない解像度になります。 720×480ピクセルの解像度は,DVDやDVの解像度になりますので,S-VHSを越える解像度を得ることができます。

注意
 TVは,放送信号のすべての解像度を表示していません。実際のTVに写される映像は,本来の解像度より一回りほど小さな画像になっています。これは,昔のブラウン管の製造技術では,現在のブラウン管のような平らな受像面を作ることが難しかったためでしたが・・・,なぜか,現在でも「切りしろ」が設定されています。
 ちなみに,NHKの気象映像画面の左下には,「画像処理:東海大学情報技術処理センター」という文字が隠れています。PC画面に起床映像画面を写すと,このような普通では見えない部分まで表示することができます。
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